【新唐人日本2011年5月30日付ニュース】最近、中国河南省・信陽市で蜱虫と呼ばれるダニに刺され、亡くなるケースが後を絶ちません。
河南省当局によると、5月24日までで、このダニに刺されて亡くなったケースは4例、病気を発症したケースは71例に上ります。患者はいずれも農業などに従事し、死亡者はみな55歳以上でした。
住民によると、地元ではこのダニが大量に発生しています。茶摘みなど外での作業はダニに刺されやすく、たいへん危険ですが、生活のために外に出ざるを得ません。地元で多くの人がダニに刺されたものの、これは単なる始まりにすぎないと悲嘆にくれています。
ダニに刺されて亡くなる事件は去年、河南省、山東省などで発生。河南省によると、2010年信陽市商城(しょうじょう)県で557の症例が発見され、18人が亡くなりました。
新唐人テレビがお伝えしました。